更年期障害

column
公開日:2015/05/15 17:27:19

更年期障害治療はツボ・鍼(ハリ)・お灸で改善&治療する

LINEで送る
Pocket

更年期障害の治療。できれば薬には頼りたくない、そんな方もいらっしゃいますよね。今回はツボを刺激する鍼(ハリ)、お灸を使った東洋医学を中心にご紹介したいと思います。それぞれの利点や注意点をしっかり把握した上で治療を受けましょう。

 

okyu_MG_5491

 

目次

 

更年期障害に効果的なツボを知る

 

鍼もお灸も症状に効果があるツボに対して施術します。先ずはツボを知る事から初めて見ましょう。

 

病院に行く時間が無かった場合、お灸や鍼は自宅で自分で行う事ができるため、覚えておいて損はありません。また、出先で関節や腰が痛い、のぼせて気分が悪いといった症状が現れたとき、ツボを押すだけで即効性を期待する事ができます。

 

●三陰交(さんいんこう)

 

婦人科疾患には欠かせない万能ツボ。自律神経にも作用するため、更年期障害全般だけでなくPMS(月経前症候群)や生理痛にも効果的なツボです。冷えは万病の元と言われますが、三陰交は血流を促す事で全身の血の巡りを良くしてくれます。

 

足の内側で、くるぶしから指4本分の所にあります。

 

2

 

湧泉(ゆうせん)

 

自律神経を整える効果があり、のぼせめまいを感じたときに押してもらうと即効性が期待できるツボです。歩き疲れた時のあしの疲れや、冷えで起きる生理痛に効果的です。

 

足の裏にあり、中心より少し上のくぼみが湧泉のツボです。

 

footmassage 4

 

●百会(ひゃくえ)

 

自律神経を整えてくれるため、のぼせや気分の落ち込みなど、更年期障害全般に効果的なツボです。 頭痛ストレスにも効果的です。 眠気覚ましとしても使えますが、緊張して眠れない時に押すと、緊張がほぐれる事で眠る事ができるようになります。

 

illust_hyakue1

 

●天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、風府(ふうふ)

 

自律神経を整えるツボです。頭痛、肩こり、目の疲れ、精神の疲れからストレスまで効果が期待できます。

 

後頭部とクビの境目あたりで、首の骨の内側にあります。

 

ダウンロード

 

●手心(しゅしん)、心穴(しんけつ)、神門(しんもん)、中衝(ちゅうしょう)、関衝(かんしょう)

 

イライラを抑えてくれるツボです。更年期障害やPMS(月経前症候群)でのイライラはよくある症状の一つですので、どれか一つ覚えておくだけでも便利かと思います。 特に神門はイライラだけでなく、うつにも効果的なツボなので押えておきましょう。

 

手首の外側にある骨の裏側です。 真ん中の手心は血圧を安定させてくれる働きもあります。

 

te_iraira

参照:ツボ道場

 

●安眠(あんみん)、失眠(しつみん)

 

その名の通り、よく眠れるようになるツボです。失眠は夜中に起きてしまって眠れなくなった時などに押してください。むくみや冷えの解消にもなりますので、寝る前にグリグリしてあげると良いツボです。

 

第一安眠は耳たぶの後ろにあるくぼみから指2本分後ろに行ったところ 第二安眠はそれよりさらに指2本後ろに行った場所にあります。 失眠はかかとの真ん中ぐらいにあるツボです。

 

t4

 

●腎兪(じんゆ)

 

腰痛に効果のあるツボになります。ぎっくり腰の予防にもなりますので、定期的に押して上げてもいいかもしれません。 丁度ウエストを手で掴んだときに親指が当たる位置になります。

 

jinyu_mb

 

●肩井(けんせい)

 

肩こりの代表的なツボです。首の根元と肩の間ぐらいにある、よく肩がこった際に押える部分です。片方ずつ押すのではなく、一緒に押して上げましょう。腕をクロスすると押しやすくなるかと思います。 また、血流が良くなる事で頭痛や目の疲れにも効果が発揮されます。

 

selfcare_01

 

●曲地(きょくち)

 

肩こりひじの疲れに効果があります。 腕を曲げたときにできるシワの先端部分です。この辺を押して痛気持ちいい部分があれば、そこを親指でぐっと押して離してを繰り返してみてください。 肩だけでなく、便秘や下痢、皮膚疾患にも効果的だと言われています。

 

kyokuti

 

※ツボ押しの注意点※

 

食後のツボ押しはNG(食後2時間後が適切)

ツボを押すことで血流がよくなり消化するために胃に集まっていた血液が体全体に分散するため 消化不良をおこし、まれに気持ち悪くなることがあります。

 

熱があるとき

血流を高めるため、体への負担が大きくなり大変危険です。

 

お酒(アルコール)を飲んでいるとき。

血流が早くなることで、お酒の周りが早くなり酔いが急激に回ったり吐き気がしたりと大変危険です。

 

妊娠中の方

ツボ押しは体の各所を改善する作用がある代わりに、いつもと違う状態で使うことは上記のように危険な場合もあります。 妊娠中の方は特に赤ちゃんへの影響も考えうるため、一度主治医に確認してください。

 

089166

 

鍼、お灸で保険が利く症状と条件&注意点

 

large (6)

 

鍼灸治療は症状によって保険が利くため、今後利用する際にチェックしてみてください。残念ながら更年期障害の治療は保険ではできませんが、腰痛など日本人の多くが悩んでいる症状が保険適用となっています。

 

<保険適用症状>

 

●神経痛(部位に限らず全身どこでも)

●リウマチ(肩やひじ、膝や足首といった関節部分が痛み腫れている状態)

●頸腕症候群(首から肩、腕にかけて痛みやしびれがある状態)

●五十肩(肩の関節が痛み、腕が上げられない状態、四十肩も同じ)

●腰痛症(慢性の腰痛やぎっくり腰)

●頸椎捻挫後遺症(むちうち症、頚の怪我など)

 

<同意書のもらい方>

 

1:症状に当てはまる場合、治療を受けたい鍼灸院で同意書をもらう。

2:1度かかりつけの病院の担当医から診察を受け、同意書を書いてもらう。

3:同意書をもらった日から1週間以内に鍼灸治療院で治療を受ける。

 

picInsurance02

参照:全国鍼灸マッサージ協会

 

<保険適用の条件、注意点>

 

●必ず疾患に対して担当医師から診察をしてもらう。

●担当医師から同意書をもらい、1週間以内に鍼灸院にて施術を受ける。

●複数の疾患に対して保険は適用されない。同時に受けたい場合は別途実費。

●同意書の有効期限は3ヶ月。それ以降は担当医師が同意が必要になるが後頭でも可能。

●同じ疾患で同時期に他の病院や接骨院で診察を受けた場合、保険適用外になる。 分からない点があれば、通いたいと思っている鍼灸院に1度連絡をしてみましょう。

 

 

鍼(ハリ)治療と副作用

 

どの治療をするにでもそうですが、少なからずデメリット(副作用)が存在します。自分のカラダに合った治療をしなければ、続ける事もできませんので、それぞれの治療の良いところ、悪いところを知っておきましょう。

 

mainpict

 

<鍼治療とは>

 

1ミリ以下のステンレス製鍼を、疾患に対して効果のあるツボに指す事によって、血流を良くしたり刺激を与え、自然治癒力を高め疾患を回復させる作用があると言われています。 鍼を指してすぐに抜く”単差し”指したまま時間を起きつつ、鍼を揺らしたり上下させたりする”置鍼”、指した鍼に低周波の電流を流して筋肉の血行を良くする”バルス鍼”などがあります。

 

顔に行う”美容鍼”もあり、幅広い分野で施術が可能になっています。

 

<副作用>

 

鍼を指したあと、気分が悪くなられる方がいらっしゃいますが、副作用というよりも瞑眩(めんげん)とよばれ好転作用になります。今まで気が留まり、血流が悪かったものが、通常動作を行う事により、気分が悪いと感じてしまうのです。瞑眩(めんげん)が起こっている間は非常に辛い時期ですが、これを繰り返しつつ毒素を出し切ることで治癒に繋がります。

 

また、片方の肩を治療したらもう片方の肩が痛くなったり、痛みが逆に酷くなる事も瞑眩(めんげん)の一種になります。痛みが酷い場合は施術師か、かかりつけの主治医に診てもらうといいでしょう。

 

●瞑眩(めんげん)

カラダのだるさ、眠気、吐き気、微熱、発熱、下痢、イライラ、肝機能の低下など

●鍼を指す際の痛み

●出血、内出血

※副作用とは違うものが、鍼を指した場所が腫れる、化膿する、息をすると苦しいと言った事です。これらは施術師の消毒ミスや、鍼を指しすぎて肺に刺さっている状態になりますので、すぐに病院を受診しましょう。

 

お灸治療と副作用

 

お灸は多くの方が”熱そう”といった印象を持っているかと思います。確かに一昔前のお灸ですと、直接もぐさを皮膚の上に盛って火をつけるため、火傷をしたり、痕が残る事もありました。

 

しかし、現在は巻きもぐさに紙パルプの台座を使っているため、火傷の心配も痕が残る事もありません。もちろん、従来の方法で行っている鍼灸院もありますので、診察する前に確認しておきましょう。

 

url_3

 

<お灸治療とは>

 

よもぎの裏にある綿毛を乾燥させて作られたもぐさを使い、ツボを温める事で血行や気の流れを良くする事で諸症状を自然治癒力を高める方法です。 お灸の頻度は1日1回が理想で、初めての方は手にあるツボで1度試してみるといいでしょう。

 

<使い方>

 

1:お灸、サインペン、点火器、濡れタオルを用意します。

2:ツボをしっかり温めるために、事前にツボの部分にサインをしておきます。

3:お灸の裏にある台座のシールをはがします

4:火をつけます。煙がでればOK。

5:そのまま患部に貼付けるだけ

 

※ぽわぽわと暖かい状態から、熱い・ピリピリを感じたら外してください。

※ピリピリを感じなかった場合は続けてもOKですが、日に3回までにしましょう。

 

<副作用>

 

●水泡 熱いのを我慢していると、その部分に水泡ができる可能性がありますので、熱さを感じたら早めに取り除きましょう。

●灸あたり 鍼治療で起こる瞑眩(めんげん)と同じく、カラダの血流が良くなった事でカラダのだるさを感じたり、熱っぽさや眠気、吐き気を感じる事があります。

 

お灸や鍼(ハリ)は自宅でもできる

 

お灸は昔から自宅でするのが当たり前なくらい浸透しているものですが、現代は鍼もヒップエレキバンのようにパッチ感覚で使う事ができます。

 

<鍼商品>

 

●神洲 ひ鍼(30鍼) 価格:1,980円

 

31nRmet9VwL 41OUy-cHtIL

 

<お灸商品>

 

●はじめてのお灸moxa

4つの香り 価格:1,800円(+税)

 

300994_detailImage1

 

  鍼もお灸も鍼灸院で行う場合、施術師の技術にかなり左右される事があります。場合によっては神経を痛めたりする事もあり得るため、必ず施術師が鍼灸師の資格を持っているか、評判は良いかなどを確かめてから治療院を訪れ、施術前に話をじっくり聞いておきましょう。

 

自宅で行う際も、火を消し忘れたり、剥がした鍼をそのままにしておくと危険ですので注意してください。

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)