婦人病・その他

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公開日:2015/07/02 20:20:27

子宮頸癌の症状、原因、治療法、予防まとめ

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婦人科系のがんで一番多い子宮頸がん。最低でも2年に1度の子宮頸がん検査が推奨されています。子宮頸がんについての症状、原因、治療法、予防についてまとめてみました。

 

目次

 

子宮頸がんとは

 

子宮にできるがんには2種類あり、入り口部分の子宮頸部にできる子宮頸がんと、子宮体部の子宮内膜にできる「子宮体がん」があります。

 

子宮頸がんはさらに「扁平上皮がん」「腺がん」に分ける事ができます。がんができる場所によっては扁平上皮がんと腺がんを併発する事もあります。

 

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参照:もっと知ろう!子宮頸がん

 

●扁平上皮がん

 

子宮頸部は扁平上皮という皮に覆われており、ここにできるがんを扁平上皮がんと呼んでいます。8割は扁平上皮にできると言われており、ある程度進行すると検査段階で目視で確認する事もできるため、比較的発見しやすいがんです。

 

●腺がん(円柱上皮がん)

 

子宮頸部から子宮内に入ってすぐの道から、子宮体部に近いところまでの子宮頸管の細胞にできるがんを腺がんと呼んでいます。この部分は、検査でも発見しにくい上、中の細胞にがん細胞ができている事から、どこまでがんが浸食しているのかわかりにくく治療も難しいため、子宮を全て取り除いてしまう場合もあります。

 

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参照:ビキニクリニック

 

子宮がんでの死亡数は昭和40年以降減少傾向にあったものの、近年では上昇傾向になりつつあります。これは初めてSEXを行う年齢が若年化していることから、20代でも子宮頸がんを発症しやすくなっている為です。

 

2013年の子宮頸がん死亡者数は2,656人で、毎年2,700人近い女性が、毎日7人の女性が亡くなっている計算になります。 発症数に至っては、年間約2万8000人の女性が子宮頸がんにかかっており、日に換算すると76人という数値になります。

 

子宮頸がんを発症する年齢は20〜30代、特に30代後半が多く、近年では特に20代での発症数が増えてきています。

 

妊娠した時や、不妊治療で病院を訪れた際に子宮頸がんを発見する事もあるため、若いから大丈夫だと高をくくらず定期的な検診をしっかりと受けておきましょう。

 

子宮頸がんの原因

 

子宮がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因と考えられています。これはそのほとんどがSEXで感染する事から、子宮頸がんは場合によって性感染症に分類されることもあります。 カラダにできた小さな傷からでも移ることから、コンドームでの予防がほぼ期待できません。

 

その感染力は強く、女性の約80%が50歳までに1度は感染していると言われています。

 

ヒトパピローマウイルスにはハイリスク型とローリスク型があり、ローリスク型に感染すると、まんこ(陰部)や肛門周辺にイボを作る尖形コンジローマを発症します。

 

ハイリスク型(特に16、18型)に感染した場合、年月をかけて細胞が悪性に変化し子宮頸がんを発症します。また、子宮頸がんだけでなく、咽頭がん、肛門がん、外陰がん、口腔がんの原因になることもあります。

 

さらにHPV(ヒトパピローマウイルス)は男性にも感染し、ハイリスク型に感染した場合は、肛門がんや陰茎がんを発症する可能性があります。男女関係なくHPV(ヒトパピローマウイルス)は注意が必要なウイルスになります。

 

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では、感染してしまったら全員ががんを発症してしまうのかといいますと、HPV(ヒトパピローマウイルス)は、基本的にカラダの免疫が高ければ自然治癒してしまいます

 

ですが、免疫力が低かったり、他の性病に感染したりすることが原因でHPV(ヒトパピローマウイルス)がカラダに長期間留まってしまった場合、最終的にがん化します。

 

現在、インターネットで気軽に検索&閲覧できるようになったなどの理由から、若いうちから性に開放的になりすぎている傾向があり、初めてSEXをする年齢も低くなってきています。

 

複数の相手とSEXをする人数も比例して増えているのは明らかで、その証拠に20代での子宮頸がんの発症率は年々増えています。そのほかにも、喫煙や、ピルを10年間服用すると、子宮頸がんになる可能性が2倍になると言われています。

 

<HPVに感染しているリスクがある人>

 

●SEXをしたことがある(特に初SEXが早い、SEXパートナーが多い)

●喫煙をしている

●ピルを長期間服用している

●性病にかかっている、かもしれない

●尖形コンジローマを発症した事がある

●妊娠・出産回数が多い

 

子宮頸がんの症状

 

<初期段階>

 

無症状の事がほとんどです。そのため、発見が遅れてしまうと不妊や最悪死に繋がってしまいますので、SEX経験のある方は最低でも2年に1回のがん検診を受けておきましょう。特にSEXパートナーが多い方は1年に1回の検診をおすすめします。

 

<進行型>

 

生理以外で出血のある不正出血やおりものが大量に出る事があります。この症状が出てしまうとかなり症状が進んでいる場合があるため、早急に産婦人科・婦人科を受診しましょう。

 

子宮頸がんのステージと生存率

 

子宮頸がんが発見されると、現在どのくらいがんが進行しているのか検査し、進行度をステージとして表記します。 <0期> がんの初期段階で、細胞への浸食がなく、上皮のみにがんがみられる上皮内癌の状態。

 

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<I期>

 

がんが子宮頸部のみにあり、他に転移していない状態。5年以内の生存率は約90%です。

 

 

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Ia期

 

がんが目視できず、細胞を摂取して検査をしなければわからないがんの状態。浸食場所が扁平上皮にある場合のみIa1期Ia2期に分けられ、浸食の深さが3mm以内、幅が7mmを超えていないものがa1期。Ia2期は深さが3〜5mm、幅が7mm以下を指します。

 

●Ib期

 

Ia期以外のI期がんの事を指し、目で目視できる大きさ。Ib期もIb1期Ib2期に分けられ、がんの大きさが4cm以内のものがIb1期、それ以上のものはIb2期になります。

 

<II期>

 

がんが子宮頸部を超えて広がってはいるが、骨盤壁または腟壁下部の1/3に達していない状態。5年以内の生存率は約70%です。

 

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●IIa期

 

腟壁までがん細胞が浸食しているが、子宮の組織までは浸食していない状態。

 

●IIb期

 

子宮の組織までがん細胞が浸食している状態。

 

<Ⅲ期>

 

がん細胞が骨盤壁まで浸食したか腟壁下1/3に達した状態。5年以内の生存率は約4〜50%です。

 

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●IIIa期

 

がん細胞が腟壁下1/3に達してはいるが、骨盤壁へは浸食していない状態。

 

●IIIb期

 

がん細胞が骨盤壁まで達している状態。

 

<Ⅳ期>

 

がんが小骨盤を超えて広がっているか、膀胱、直腸に浸食した状態。5年以内の生存率は約20%です。

 

●IVa期

 

膀胱や直腸の粘膜へ浸食がある状態。

 

●IVb期

 

小骨盤腔(腸骨体・坐骨・恥骨・仙骨・尾骨 骨盤腔)を超えてがんが広がっている状態。

 

子宮頸がんの検査・治療法

 

<検査>

 

検査は問診や内診、綿棒で子宮頸部の細胞を採取し細胞診を行い、がん細胞の有無を調べます。

 

●細胞診レベル

 

Ⅰ:正常

Ⅱ:異常細胞を認めるが良性。

Ⅲ:悪性を疑うが、断定できない段階。

Ⅲa:悪性を少し疑い、がん細胞が軽度〜中等度異形成されている。5%程度にがんが検出される。

Ⅲb:悪性をかなり疑い、がん細胞が高度異形成されている。50%程度にがんが検出される。

Ⅳ:極めて強く悪性を疑う。浸潤がん(扁平上皮がん)の可能性あり。

Ⅴ:悪性(がん細胞) 細胞レベルがⅢa(悪性を疑うレベル)の場合、コルポスコープという膣拡大顕微鏡を使い直接異常部分を視診したり、がんの疑いがある部分を削り取って精密検査(細胞診)を行います。

 

他にも、子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の有無を判定する検査をします。

 

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コルポスコープ

 

がん細胞を確認した後は、がん細胞の浸食度合いや他の子宮内部やその他部位へのがんの有無をCTやMRIなどを使って調べます。

 

<治療>

 

組織診でがん細胞と認められなかった場合、基本は経過観察を行い治療は行いません。免疫力でHPV(ヒロパピローマウイルス)が抹消されれば症状が治まるからです。

 

今後妊娠予定がない場合や閉経が近い場合は、その他の病気を予防するためにも子宮を取り除く選択もあります。 細胞診の結果ががん細胞でなくても、その1歩手前であるⅢa,bの場合は子宮頸部を1部切除する円錐切除の手術を行う事があります。

 

この場合、子宮は残っていますので妊娠、出産する事が可能です。ですが子宮頸部を1部であれ切除する事で、子宮の入り口が開きやすくなる頸管無力症を発症し、早産や流産をしてしまう可能性があります。

 

がん細胞が認められた場合、がんの進行度や浸食場所、合併症などで治療法が変わってきます。患部に大しては外科療法(手術)放射線療法抗がん剤の治療法を使って治療して行きます。

 

また、命に関わる事のあるのが「がん」ですので、精神面や副作用で心もカラダにも様々な影響が出てきます。そのために、患者本人だけでなく、家族も含めた緩和ケアも同時に始まります。

 

実際に治療する際に、もしも提示された術式や治療法に不安がある場合や納得の行かない場合は、セカンドオピニオン制度を十分に活かして、自分が納得の行く治療を受けてください。

 

●外科療法

 

=早期ガンの治療=

 

0期の早期がんの内は、細胞を凍結させて破壊する冷凍凝固術、レーザーで細胞を切除するレーザー手術LEEPと呼ばれる輪っかになった針金に電気を流して、がん細胞を取り除く手術があります。

 

さらに予防も含め、子宮頸部円錐切除術を行う事もあります。 このとき、閉経が近かったり、今後妊娠する予定がない場合は、予防の為に子宮を取り除く単純子宮全摘出手術を勧められる場合があります。

 

=子宮頸部円錐切除術=

 

子宮頸部を円錐上に切除する手術です。がんステージ0〜Ia期までの早期がんでの手術や、妊娠を望む方に使われます。妊娠した際に注意してほしいのが、子宮頸部を切除する事で子宮の入り口が開きやすくなる頸管無力症を発症することがあります。

 

※妊娠中に0期の子宮頸がんが見つかった場合は、分娩まで手術をまったり、妊娠中に子宮円錐切除術を行う事があります。

 

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=単純子宮全摘出術=

 

子宮全体を摘出する手術です。お腹を開腹して切除する腹式単純子宮全摘術、膣から子宮を摘出する膣式単純子宮全摘術、お腹に小さな穴を開けて子宮を摘出する腹腔鏡下子宮全摘術があります。がんステージがIa2期、Ib期、Ⅱa期、Ⅱb期で行われる事があります。

 

また、早期がんで0〜Ia1期でも必要であれば行われる事があります。 卵巣は残るため基本的に更年期障害が出る事はありませんが、人によってはホルモンバランスを崩す事があります。この場合、ホルモン補填治療などで治療する事がありますが、治療法も様々ですので自分に合ったものを選択しましょう。

 

=広汎子宮全摘出術=

 

子宮、子宮頸部、卵巣、卵管、膣の一部、子宮周辺の組織など、骨盤壁に近いところから広範囲にわたって摘出します。がんが転移しない為に隣接するリンパを切除する事もあります。

 

=準広汎子宮全摘出術=

 

単純子宮全摘出術と広汎子宮摘出術の間の術式で、前提として子宮、子宮頸部、卵巣、リンパ節などは全摘出します。しかし、膣の切除部分が上部のみだけであったり、子宮を支える靭帯を残しておくなど、準広汎子宮全摘出術は組織や器官を残しておく部分が少し増えます

 

=超広汎子宮全摘出手術=

 

がん細胞が骨盤壁近くまで浸食していた場合、周りの動静脈を切断し、子宮を支えている靭帯を根っこから全て切断摘出する術式です。がんのステージがⅢbでさらに諸々条件が合った場合に行われます。

 

=両側付属器切除術=

 

卵巣と卵管を摘出する術式です。単純子宮全摘出術に+で両側付属器切除術が行われる事があります。

 

=骨盤内蔵全摘出術=

 

子宮頸部だけでなく、直腸などの周辺臓器にがんの浸食が進んでいる場合、子宮、膣、卵巣やその周りの靭帯やリンパだけでなく、直腸・大腸・膀胱を摘出します。この場合、人工肛門や、人口膣を作ります。

 

●放射能療法

 

がんステージがIb以降になると、放射能治療と手術が平行して行われる事があります。放射能療法を取り入れる事で、手術が行えない場所にがんの治療や、再発防止として使われます。

 

放射能療法は、高エネルギーX線やガンマ線、電子線といった放射能を利用し、がん細胞を破壊したり、それ以上増えないように抑えるように働きかけます。外から照射する外部照射や、直接患部に照射する組織内照射があります。

 

副作用に放射能を照射部分に皮膚炎や粘膜炎、直腸炎や膀胱炎など、子宮近辺臓器に炎症が起こる事があります。さらにカラダのだるさ吐き気、嘔吐、食欲低下、白血球減少などもあります。

 

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●薬物療法(抗がん剤)

 

がんステージがⅢ期を超えると、抗がん剤を使って手術ができない場所にがんがある治療をしたり、がん細胞の増殖を防ぎ、手術後の再発防止として使われます。 投与方法は錠剤やカプセルの飲み薬と、点滴、静脈血管注射によって投与されます。

 

放射能療法では部分的な放射であったり、正常な細胞は元に戻るためさほど副作用は強くありません。しかし、抗がん剤は血管や筋肉注射などで投与される為、体中の正常な細胞も破壊してしまいます。そのため、どの治療法よりも副作用が強く現れます。

 

・毛が抜ける

・吐き気、嘔吐

・骨髄への影響

・口内炎

・腎障害

・免疫力の低下、カラダのだるさ

・手足のしびれ

 

これらは一時的なもので、抗がん剤治療をやめればきちんと治まります。

 

●緩和ケア

 

〜WHO(世界保険機構)の緩和ケアの定義(2002年)〜 緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、 心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、 苦しみを予防し、和らげることで、クオリティ・オブ・ライフを改善するアプローチである。

 

がん治療が始まると、治療と同時に患者のカラダとココロ、その家族のココロのケアが始まります。特にがんステージⅣbになると体中の痛みや精神的苦痛、「死」に対する恐怖心、今までの自分の人生についてなど色々と考えるようになります。

 

これらの苦痛を取り除いたり軽減する為に、緩和ケアが行われるようになります。緩和ケアが行われる場所は、病院だけでなく自宅でも行う事ができます。

 

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痛みに対する治療薬として使われるのが医療用麻薬である「モルヒネ」です。麻薬と聞くと依存症などが頭に浮かびますが、それは痛みを感じていない人が行うからで、痛みを感じている人に痛みの度合いに合わせて適量のモルヒネを投薬すると、中毒や依存症になる事はありません。

 

がん治療において不安な事やカラダの不具合などは、遠慮せずに伝えるようにしましょう。

 

子宮頸がんの予防

 

原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しない事が第一の予防策になります。

 

●SEX相手を広範囲に持たず限定する

※挿入せずとも、感染した手でまんこや膣内を触っても感染します。

●コンドームの使用

●規則正しい健康的な生活を送る。

※カラダが元気であれば、免疫力の力でHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染してしまったとしても完治する事ができます。

20歳を超えたら定期検診を受ける

※自治体によって安く子宮頸がんの治療が受ける事ができたりします

 

⇒厚生労働省:市区町村がん検診に管するホームページリンク

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/link.html

 

ダウンロード

 

子宮頸がん予防:HPVワクチンについて

 

現在HPV(ヒトパピローマウイルス)を予防するワクチンが10歳以上であれば接種することができます。インフルエンザワクチンと同じで、体内に微量のHPV成分を入れる事で免疫を作り、今後のHPV(ヒトパピローマウイルス)感染を防ぐだけでなく、細胞ががん細胞に変化する事を予防する効果が期待できます。

 

しかしHPVワクチンには副作用(リスク)も報告されている為、十分に理解した上で接種する事が必要です。自分がHPVワクチン接種をする場合も、保護者として子供にHPVワクチンを接種させる場合も、先ずはHPVワクチンについてしっかりと学んでおきましょう。

 

<HPVワクチンは新しいワクチン>

 

日本では一時期、CMなどでも盛んにHPVワクチン接種を推奨していましたが、短期間で重大な副作用が強く出る症例が複数出た事によって、現在は”リスクを十分に理解した上でワクチンを接種をしましょう”と推奨を控えています(平成27年6月現在まで)。

 

世界各地では継続して接種を推奨しているものの、まだまだ新しいワクチンであることに変わりなく、実際にHPV(ヒトパピローマウイルス)は予防できたとしても、子宮頸がんそのものを予防する事はまだ証明されていないんです。

 

さらに1度HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染した後に接種をしても効果が薄くなる事も分かっており、万全の予防策とは言えません。 したがって、ワクチンを打ったからもう一生安全だわ!!という意識は持たず、20歳を超えたら最低2年に1度の子宮頸がん検査を受けましょう

 

<HPVワクチンによる副作用>

 

サーバリックス…子宮頸がんの原因と言われるハイリスク型(16、18型)ワクチン

ガーダシル…尖形コンジローマの原因と言われるローリスク型(6型、11型)を含むワクチン。

 

発生頻度 ワクチン:サーバリックス ワクチン:ガーダシル
50%以上  注射部の痛み・発赤・腫れ、疲労感  注射部の痛み
10~50%未満 痒み、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛 など 注射部の腫れ、紅斑
1~10%未満 じんま疹、めまい、発熱 など 注射部の痒み・出血・不快感、頭痛、発熱
1%未満 注射部の知覚異常、しびれ感、全身の脱力 注射部の硬結、手足の痛み、筋肉のこわばり、 腹痛・下痢
頻度不明  手足の痛み、失神、リンパ節の炎症 など  疲労・倦怠感、失神、筋痛・関節痛、嘔吐 など

 

  <まれに起こる重い副作用>

 

これらはワクチン接種との因果関係ははっきりとした事が分かってはいませんが、実際に重い副作用ととして報告されている病気があります。

 

病気の名前 主な症状 報告頻度
アナフィラキシー 呼吸困難、じん麻疹などを症状とする重いアレルギー 約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群 両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気 約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎 (ADEM) 頭痛、嘔吐、意識の低下をなどを症状とする脳などの神経の病気 約430万接種に1回

 

 

<HPVワクチンの接種方法>

 

推奨年齢は12〜16歳までのまだSEX経験のない女児と言われています。平均接種は中学1年が多いようです。処女率が高い段階で受けておく事で、今後のHPV(ヒトパピローマウイルス)感染防止に繋がります。

 

推奨されているだけであって、もちろん20代、30代でのワクチン接種をしてもかまいません。しかし、SEX経験があるとHPV(ヒトパピローマウイルスに)にすでに感染している可能性があるため効果が薄くなる事があります。

 

もちろん、HPV(ヒロパピローマウイルス)はカラダの免疫力さえ高ければ自分で排除してしまいますので、過去に感染していた場合でもすでに完治している可能性もあります。

 

HPVワクチンは3回に分けて接種します。初回接種後1〜2ヶ月してから2回目を接種します。さらに半年後の6ヶ月後最後のHPVワクチンを接種します。

 

<ワクチンの種類と病院検索>

 

ワクチンにはサーバリックスガーダシルという2種類の種類があり。サーバリクッスにはハイリスク型の16、18型が、ガーダシルにはローリスク型の6、11型とハイリスク型の2種類が混合されています。

 

どちらのワクチンを使うのかは病院によって異なる上、全てをサーバリクッスで行うか、1〜2回目がサーバリックスで3回目がガーダシルを使ってミックス接種するなど、病院によって接種方法も異なります。そうするとHPVワクチンを接種する期間も変わってきますので、まずは最寄りのHPVワクチンが受けられる病院に電話で訪ねてみましょう。

 

●サーバリックス取扱い病院検索

http://allwomen.jp/clinic/index.html

 

●ガーダシル取扱い病院検索

http://www.shikyukeigan-yobo.jp/search/index.xhtml

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