PMS(月経前症候群)サプリメント&治療薬比較ランキング!
2016/01/06 15:00:41PMS(月経前症候群)改善で悩んでいたり、生理痛を体質から改善しようと思っても、どんなPMS改善サプリや治療薬 […]
PMS(月経前症候群)で生理前〜生理中になると微熱が続き体がだるく重たい感じがする、熱を計ると37度を超えていた。そんな生理前に微熱や気だるさで悩まれている方への解消法をまとめてみました。
目次
◉生理前になると体がだるい
◉気だるい
◉体が重い
◉ぼーっとする
◉微熱がある
◉酷い時は38度近く出る時も
◉夕方になると特にだるい
一番の原因は黄体ホルモンです。排卵が終わると、黄体ホルモンが分泌され続け妊娠の準備に入ります。
この時期は生理周期でいけば「黄体期」いわゆる高温期と呼ばれる時期に当たります。逆に排卵日までの期間は「卵胞期」で低温期と呼ばれます。
基礎体温を必ず朝つけているとわかるのですが
◉排卵日以降⇒黄体ホルモンが増えてくるため体温が上がる
◉生理日⇒黄体ホルモンが減るため、体温が下がる
このサイクルがはっきり分かる時はわかります。 黄体期(高温期)の平均体温が仮に37度だった場合、生理日の朝は36.6度ぐらいまで下がっているので、すぐに生理が来る事がわかるんです。
なぜ黄体ホルモンが増えてカラダの体温が上がるかというと、受精したばかりの小さな受精卵をあたため、守るためです。鳥は卵を産んだら卵を暖め続けますよね?それと同じで、人間の体温を上げる事で、妊娠した瞬間から卵をあたためられるようにカラダが万全策をとっているんです。
微熱が出てしまうのは、はPMS(月経前症候群)というよりも、生理的現象と呼ぶ方がいいかもしれません。
しかし、PMS(月経前症候群)のほとんどの症状の原因が黄体ホルモンであることには変わりありません。この時期の子宮内の温度は平均で37.5度を維持していると言われています。
この温度を維持するためにカラダ全体の体温があがるだけでなく、子宮の周りに血が集まってきてさらに子宮をあたためはじめます。そうすると、他の部位の血液が少なくなり、貧血を引き起こします。
さらには微熱はあるのに手足が冷たく感じる冷え性といったPMS(月経前症候群)の症状が現れ始めます。 現代の女性は30代で初産を経験する女性もかなり増えてきている上に、出産する子供の数ですら平均2人いきません。
そうなるといくら女性としての生理的機能とはいえ、毎月やってくる高温期はほとんどの方が辛いと思う事でしょう。 さらにストレスなどがかかると、ホルモンバランスが崩れ自律神経が乱れる事で体温調節ができなくなり、酷いときには38度近く体温が上がってベッドから起き上がれなくなる事もあります。
体温を下げる食べ物は下腹部痛や生理痛といった事を引き起こしますので、基本的には規則正しい食生活を心がけ、他のPMS(月経前症候群)を発症させないことや、自律神経を乱さないようにホルモンバランスを整えることに専念しましょう。
<避けたいもの>
◉アルコール
◉カフェイン
◉塩分
◉糖分
◉添加物
◉小麦粉
<摂りたいもの>
◉イソフラボン
(豆乳・納豆・豆腐・きな粉・味噌)
◉ビタミンB6
(にんにく、鶏肉ささみ、鶏肉むね、ピスタチオ、ヒマワリの種、豚、玄米、胡麻、大豆、まぐろ)
◉テアニン
お茶から抽出する成分。お茶ごと飲んでしまうとカフェインを摂取してしまうため、サプリメントなどから摂ると効率よく摂れます。
◉チェストツリー
ヨーロッパで昔から婦人病万能薬として使われてきた成分です。 ハーブティーやサプリメントで摂る事ができます。黄体ホルモンの分泌量を整える働きがあります。
◉γ-リノレン酸(がんまりのれんさん)
マヨネーズに含まれるリノール酸から摂取する事ができますが、摂りすぎるとγ-リノレン酸の生成を止めてしまう性質があるため、サプリから摂ると効率よく摂れます。
◉ビタミンE
(アーモンド、ひまわり油、唐辛子、あん肝、いくら、たらこ)
◉カリウム
(ほうれん草、アボガド、バナナ、ほや、さわら、ごまごま、にんにく、アーモンド、こんぶ)
◉マグネシウム
(しらす、納豆、煮干し、きな粉、海草類、キクラゲ、ごま)
◉カルシウム
(チーズ、しらす、あゆ、いわし、シシャモ、干しえび、ひじき、ごま)
◉ハーブティー
(チェストツリー、カモミール、ローズなど)
<PMS総合改善>
◉プレフェミン
◉命の母ホワイト
◉ルビーナめぐり
◉ルナベリー
黄体ホルモンに直接作用するチェストベリーが、医薬品のプレフェミンと同量配合されています。それだけでなく不眠や疲れやストレス解消に繋がる成分もふんだんに配合されています。
ルナベリー
<通常サプリメント>
◉マルチビタミン
◉ビタミンB群
◉ビタミンC
◉カリウム・マグネシウム
◉イソフラボン
◉プラセンタ
プラセンタは女性ホルモンのバランスを整えてくれる役割があります。
漢方は症状だけでなく、人に合わせた調合をしてもらえるため、なにをやってもダメだった場合は1度漢方薬局などに行ってみるといいかもしれません。
◉冠元顆粒(かんげんかりゅう)
◉田七人参(でんしちにんじん)
◉桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
◉加味逍遥散(かみしょうようさん)
どうしてもカラダが辛いとき。無理は禁物です。微熱程度で〜と言われる事もあるでしょう。その言葉がストレスに繋がる事も間違いありません。
一人になれる時間を、いかに有意義に過ごすかでも体調は変わってきます。 ココロが元気になれば、自然とカラダも元気になるものです。できる限りストレスフリーを目指しましょう。
◉生活リズムを正す
◉喫煙は避ける
◉半身浴、足湯などでカラダをあたためる
◉自分に合ったストレス発散法を探す
(読書、カラオケ、ストレッチ、スポーツ、旅行、ドライブ、森林浴、趣味に没頭など)
<アロマ>
◉クラリセージ
エストロゲンと同じ作用があるため、生理が終わった後は使用を控えましょう。
◉ゼラニウム
◉カモミール
◉ローズ
◉アンジェリカ
<ストレッチ>
骨盤ストレッチをすることで、結構がよくなりカラダのだるさや冷えが解消されます。 骨盤が安定すれば姿勢も良くなり自律神経も整える事ができます。
あまりにも微熱などが高い場合、他の病気が隠れている場合もあります。 そういった時は我慢せずに1度病院を受診し検査をしてみることも大事です。
◉ピル
黄体ホルモン、エストロゲンを最低限の量でバランスを取ることでPMS(月経前症候群)や生理中の不調を改善します。
◉漢方
◉三陰交(さんいんこう)
万能ツボ。幅広い婦人病疾患に効果的。
◉百会(ひゃくえ)
肉体的な疲れや頭痛やイライラにも効果的。
◉労宮(ろうきゅう)
ストレスからくる疲れにも。 手を軽くグーにしたときに中指が当たる位置。